出来ちゃった 結婚しちゃった 飽きちゃった  三日茶髪 11
別れちゃったが また出来ちゃった

「好きだ」と思いこんだら「何もかも好きだ」。
電車の中だろうが、公園だろうが、
人が見ていようが関係無い、意に介さない。
手を繋いで、キスして、抱き合って、
昼だろうが、夜だろうが離れている事など考えられない。
これを「愛」と言わずして、何と言うのか?。
与謝野晶子の愛とどこが違うと言うのか。
愛の結晶を作るのは夢ではなかったか。

何時も一緒に居られる唯一の道は結婚だ。
めでたく夢と望みが叶えられた。
そして毎日の生活が始また。

簡単ではなかったはずの欲望が、いつでも容易に手に入る。
子供が出来て 新鮮さが消える、
苦労が気になる、
遠慮や気遣いが無くなり、
我侭や勝手が出る。

我慢できなくなる、
許せなくなる。
離婚する。

好きになったの18才。
子供が出来たの19才、
結婚したの20才。
離婚したのは22才。

2極分化は産業界だけではない。
一方で早婚が居るかと思うと
他方では30を過ぎてもお嫁に行かない娘が居たり
40過ぎても嫁さんが居ない息子が居たりする。

早婚して、浮気して離婚する。
世間様など気にせずに、
男は再婚、女は抱えたこどもを親に預けて、
携帯の出会い系サイトで自由奔放に走る。
此れが「IT・情報化・男女機会均等」の時代なのです。

昔 「進歩的」な先生は、
道徳教育は自由を束縛する、と言って反対していた。
道徳が廃れた今、
出会い系サイトが賑わい、社会のIT化が進み、
経済発展が期待出来るのだろう。
「進歩的」だった先生方は、社会に貢献出来たのでしょうか?。

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