ゴミ・・・ゴミを「根ゴミ」にするな
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雪に根雪があるように ゴミにも「根ゴミ」がある
根雪が解けると お花一杯の春が来るように
根ゴミがなくなると 街は明るく綺麗いになる
週に1〜2度 塀の周りを掃くだけで
新ゴミを根ゴミにせずに済む
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ゴミが 処分されずに長い間存在すると「根ゴミ」になる
古くから 根ゴミ対策として大掃除をした
大掃除をして出てきたゴミは 庭先や近くの野畑で燃した
祭りの時に鎮守のお社の大掃除をし
これに合わせて 道普請(みちぶしん)や道路の掃除をした
お盆にはお墓掃除をし 田植えには水路の掃除をして
村の「根ゴミ」は処理された
昔のゴミは燃すと灰になるものが多かったが
今のゴミは 缶・ビンなど灰にならないし
レジ袋・ペットボトル・食品トレーなど「燃やせない」ゴミがほとんどだ
おまけに 野畑で焚き火などしたら 消防車が飛んでくる
さらに 道路・公園・野畑などにある「根ゴミ」を拾っても
泥まみれのビンやビニール袋
錆びたカンやたばこの吸い殻が入ったペットボトルなど
「ゴミ分別」ルールや「ゴミ出し」ルールが厳しくて
処分できにくい
だから 「その気」が有っても 手を引っ込めてしまう
うっかり手を出すと「ゴミ屋敷」に陥る危険がある
こんな訳で「根ゴミ」は始末に負えない
「新ゴミ」は拾いやすく 拾い始めると 比較的容易に減っていく
そして「根ゴミ」が顔を出し 折角努力しても「綺麗になった感」を殺ぐ
植え込みや 雑草の中 泥んこにまみれて眠りこけている「根ゴミ」を
コツコツと退治して 「新ゴミ」が「手中」に収まると
何とか「綺麗感」が出てくる
ところで 「ゴミ」には 2種類あるようだ
ひとつは「汚すゴミ」 もう一つは「汚れるゴミ」だ
「汚すゴミ」には犯人がいる。 ほぼ決まった人で ゴミを投げ捨てる
「汚れるゴミ」は 風で飛ばされたり 落し物をしたりして できるゴミ
それに 幼児や児童などが 一人で無意識に落とすゴミ
「汚すゴミ」には腹が立つが 「汚れるゴミ」は仕方がない
「汚れるゴミ」は 社会が生み出すゴミなのだろう
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私の意見