ムサボリック症候群(Insatiablic Syndrome)で サブプライム病発症
 ワクチン開発を急げ

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30数年前に「成長の限界」(ローマクラブ)という本が出た
「資源の需要は指数関数的に増加して やがて資源は枯渇する」ということのように記憶している

岩見の銀山も佐渡の金山も 今は廃坑になっている
石油・鉄鉱石・ウラン・・・・などなど やがて取り尽くして 今ある鉱山はやがて廃坑になる
そこで 無くなると困るというので 愚か者は節約するのではなくて 早い者勝ちで「ムサボル」
結果 価格は急騰し廃坑を促進することになる

先行き価格は急騰すると見た「はしこい奴は」 「見せ金」で 何百倍もの予約注文をして
品物が出てきた時 高い値段で売り抜けて 大きな利益を手にする
即ち 「見せ金」で「利益」をムサボル
こんなやり方が 自由経済・市場原理による活発な活動というらしい

「見せ金」は銀行や証券会社が貸してくれる
おまけに 未来は不透明だから 「見せ金」も無くなる危険性があるというので
「見せ金」取引をする人達の為に 「危険を和らげる」商売・「保険」を始める人が出る
かくして「欲の連鎖」ができて 「ムサボリック症候群」が世の中に蔓延する
というよりも 金融ネットワークそのものがムサボリックになる
政治家たちは
やがてこの「ビジネスモデル」にも「廃坑」がやってくることを「無視(Passing)」して
「経済が活性化している」という
病気の潜伏期は 「欲」が旺盛で とても元気に診えるらしい

日本では 土地取引で ムサボリック症候群になり
やがて発病して 経済が入院状態になった
アメリカの住宅取引では
世界中の金融機関をムサボリック症候群に感染させて
サブプライムローン問題という形で発症した
そして 潜伏していた病があちこちで発症し
証券会社・銀行・保険会社まで病巣に侵されている事が分かった
さらに これが世界中に感染する恐れがあるらしい

だいたい 30数年前に「成長には限界がある」と言っていた
金山や銀山は廃坑に成ってい 油田も枯れると言いながら
経済の成長は「無限に続く」という前提で 「モデル」を運営していること自体
愚かというか 傲慢というか お天道様は毎日沈むことを理解できないというか
或いは 「Sustainableであれば良い」などと 自己欺瞞表現で
平気でいる

鳥インフルエンザH5N1同様の怖れあるムサボリック症候群に
よく効く ワクチンを早急に開発して
まだ罹っていない 国々に予防注射しないと

野村はリーマンを買うのだそうだが 体質がムサボリックの企業体を買うのだから
ワクチンを打って 体質改善して接しないと
また20年もすると再発することになる

もしかして 華々しい金山もやがて廃坑になると教える「平家物語」は
ワクチンの「種」にならないかな?
盛者必衰で 盛者アメリカが良しとしてきた「パラダイム」を
シフトする時が来ているのではないでしょうか??

欲・金・人間の本性と信用・通貨
般若心経・色即是空と経済
など  ワクチンの核(コア)にしてはいかがでしょうか??

欲の連鎖を 梃の原理で最大限に膨らませ
一見大金持ちであるかのような取引をして
利益を出して さらに欲の連鎖を煽る
この動きに「公序を維持する節度」の枠を設けて
「統制」する
いやな言葉だが 仕方がないかもしれない
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私の意見